2025.3.10全国環境連青年部長視察研修会の開催

~環境保全技術の視察と意見交換を実施~
2025年3月9日から全国環境連青年部長視察研修会が開催されました。最後の年度事業として、本研修会には全国各地の青年部長が集まり、各県を概況の共有、最新技術の視察、意見交換を行いました。
初めは、名古屋市の東京第一ホテル錦にて青年部長会議が行われ、各地域の活動報告や今後の方針について前向きな議論が交わされました。会議では、ウォーターPPPや地域ごとの課題について意見交換が行われ、今後の連携強化に向けた具
体的な提案もありました。
会議後の懇親会は、名古屋市中区の「鰻うおか冨士」にて開催されました。参加者は、名古屋名のひつまぶしを囲みながら交流を図り、日々の業務や地域ごとの取り組みについて語り合いました。和やかな雰囲気の中で、他地域の成功事例や課題を共有する貴重な機会となりました。
研修2日目は、三重県の環境技術の視察が行われました。まずは「なるせ自然共和国」にて、移動可能な循環型水洗トイレ「ミニソフィ」を視察しました。このシステムは、災害時や観光地などでの活用が期待されています。
次に、鵜倉園現地見江島展望台へ移動し、土壌微生物膜合併処理浄化槽「ソフィール」や雨水貯水・活用システム「アメリオ」を視察。 これらの技術は、省エネ・リサイクルを重視し、国立公園や防災施設などでの活用が進められています。 現地では、アルコ株式会社の担当者による説明があり、実際の運用事例や環境への貢献について学ぶ機会となりました。
午後には、伊勢市へ移動し、地元の特産品を楽しめる「伊勢海老屋えび勢」で昼食。その後、伊勢神宮とおかげ横丁を自由散策し、地域の文化や歴史にも触れることができました。 夜は名古屋市内に戻り、「時不知」にて親睦会を開催し、視察先の振り返りをしながら参加者同士の交流が行われました。
今回の視察研修会では、環境技術の最新動向を学ぶだけでなく、青年部長同士の意見交換やネットワーク構築の場としても大変有意義なものとなりました。
全国環境連青年部では、今後もこのような研修を大切に、環境業界の発展に向けて行動していきます。




